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リビアヤマネコ

■イエネコの祖先はリビアヤマネコ、遺伝子解析で判明(読売新聞 - 06月29日 11:30)
http://news.mixi.jp/view_news.pl?id=242372&media_id=20

あらあら、まぁまぁ!
調べてみると分類学上、狭義のヤマネコというのは、「小型の野生ネコ」なんだそうですね。

日本に住んでるのはみんなイエネコ、イエネコの野生化したもの、ということのようですが、このあたりはは、裏取ってません。

紀元前のエジプトがイエネコの始まりと伝えられてますが、それがリビアヤマネコ→流通

ってかんじかな?
Science 電子版に掲載されてるらしい…うむむ
公開になるのを待つしかないかな~

ビリーズ・ブートキャンプ!

始めます、明日から(笑)

かなり面白いのですが、ビリーズドーターの腹の皮がすごく気になる。。。

筋肉の上の皮
ヌードマウスや毛のない犬の皮膚みたいな

しかし、自分の腹の肉は筋肉でなくって分厚いので、
これから引き締めたいと思います。

もうすぐ南国で水着!!なので^

のだめと千秋って・・・

18巻!
面白いんだよ!
けどさ。。。

あのさ、
のだめと千秋って、どこまでいってんの…?


-------わかってる!!
それは野暮だって!!
あえて追求しないのが、
二人を見守ることだって!

でもさ!気になるぢゃん!
いくら、のだめが変態(!笑)でも
おんなのこなんだよ~?

んでもってさ、
p21とp19
乱れてます
ふ ふくが…

ゲッツ!!プリリンマスコット

久々の本屋…

のだめカンタービレ18 プリリンマスコット…かわいい
百鬼夜行抄9
世界の日本人ジョーク集
小説 こちら葛飾区亀有公園前派出所

ふふ まんぞくまんぞく

世界の日本人ジョーク集
世界のジョークから、世界の中での日本像をみる…
ジョークを読み解き、また作者の海外生活からの体験や、
国内の経済・産業にも通じる話がそこかしこに…
といっても、触りだけですが。

さわりのひとつをしょうかいすると、
サッカーのワールドカップや、国際Aマッチで使われている
ホイッスルは、野田鶴声社という、日本の会社で製造されている…音色、耐久性とも国際的に最上級の評価を受け、
ヨーロッパを中心に使われている…
へぇ~…触りだけですよ、ほんと(笑)
でも、知らないことばかり。
世界の中の日本ってこんな感じなのね。。。不思議。
でも同じように、

インド人(全員)はカレー好き!
インド人(全員)はITすごい!
インド人(全員)もびっくり!
とか言ってるんだから、おなじようなことなんだなぁ。

なかなかよい本と思います。

ゲゲゲ・・・

先週の土曜日、友人たちのお子様3名様をつれて、

ゲゲゲの鬼太郎

観てきました



ウェンツの鬼太郎
田中麗奈の猫娘
大泉洋 ねずみ男
子泣き爺 間寛平
砂かけ婆 室井滋
ヒロイン 井上真央
一反木綿 柳沢信慎吾

他 YOU、西田敏行 など
声 デーブ・スペクター など



妖怪もリアル!
目玉のおやじも健在(笑)で、
ねずみ男の やらしい あのいやな感じもよく表現されてました

よく出来たB級映画として、妖怪作品としてもゲゲゲシリーズとしても満足できました^^



妖怪映画を見る時のポイントは、

人間VS妖怪

ストーリーの中で対立する ということではなくて
映画の中での対比
そのバランス感覚を観察することで、
監督や演出 その映画製作チームの
妖怪・・・というか作品への愛情がうかがい知れます

妖怪大戦争の時にも通じることですが、
作ってる時が一番楽しそうなんですよ

演者も多分監督も小道具作ってる人たちも
とても楽しんだんじゃないか?と感じられるのです^^

それを映画として楽しめることに、とても幸せを感じます
そして、これで妖怪を楽しめる人たちがふえてくなぁ、と
思うととてもうれしいのです^^



さて、その対比ですが、今回は

人間の不自然さ


演技、表現として
妖怪たちが不自然なのはよくわかること(笑)
だって、猫娘、リボンでかすぎ!スカート短すぎ!
子泣き爺や砂かけ婆のメイクもすごいし、
鬼太郎だって、普通の街中で見ると変!!

しかし、演技はちょーふつー
いや、むしろさらりとして、ふとした一言も聞き逃しそうな雰囲気

それに対して、人間たちの不自然なこと(笑)!
ヒロインのストレートヘアー
不自然すぎます
中学生なのにストレートパーマか?
と思わせるほどのつるつるキューティクルのストレート!!
あれはフツーじゃない(笑)
あと、親父たちの過剰な疲労感や
クドイセリフ回し
人間たちの画面では ベタなやり取りが繰り広げられます(笑)

すべての人間が、胡散臭い(爆)

これは、妖怪と人間のライフスタイルから来るもの、
水木さんの「妖怪は楽しい」というものを
ひとつのかたちで表現したものと思います

この辺がポイントかな~とおもいます
妖怪と人間ときょうぞんさせ、ぜひお稲荷さんへ油揚げをおそなえしませう!






ネタばれあり
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
 



ストーリーとしては、
ゲゲゲの鬼太郎 の王道を行く

ねずみ男が悪さをしでかし、
鬼太郎がピンチに陥り、
鬼太郎とその仲間でピンチを乗り越え
鬼太郎はねずみ男を赦しちゃう


・・・げげげにはよくある話で(笑)

ウェンツの鬼太郎は、最初は違和感がある(バラエティよくでてるからね)ものの
そのうち慣れました

なんともいえない雰囲気があります
役者としても、この先が楽しみです
それに、井上真央 といえば、一時話題になった 「キッズウォー」の
おてんば女の子ですよ
当時は、小学生?~中学生の体当たりの演技が大好き!で、
あのドラマの中でも異彩を放っていた印象があります
近いところでは、「花より男子」のつくし役

何があってもへこたれない
雑草精神で世の中の不条理にも負けずに突き進む
無力な女の子の役どころ
意志が強いやくばかりですが、今回は
かわいいヒロイン役

厳しい現実に立ち尽くす
弟おもいの姉です

やはり華がありますね
力があります

その彼女とウェンツ

ウェンツも画面では見劣りしない
なかなかいい演技です


二人のやり取りは、まるでどこかで見た雰囲気
・・・そうだ!中学生日記だ!!
ちょっと切ない恋物語
現代版だけあって、携帯で写真撮ってみたりして、
おねーさんは心中キャーキャー言ってましたよ

はぁ、あんなころもあったわねぇ、なんてちょっとしんみり


そこへ猫娘が加わったりして、もう、せつない!
かなわぬ恋とそれを見守る猫娘の切ない三角関係に
胸がきゅ~っと締め付けられます





また、水木作品で登場する
普通の人々、サラリーマン

・・・覚えてますか?漫画やアニメでおなじみの
猫背で常にグレーのスーツ
暗い顔をし、あまり喜怒哀楽のない表情

なんでそんなに無表情?
会社や仕事で疲れ切った大人と現実の厳しさに憂える子供たち


一方妖怪たちは、
仕事もしなくていいし、
昼過ぎに起きだしては、グダグダするも活動するもそれぞれの自由!
そう、自由を謳歌しているのですよ!

まぁ、日が昇ってるうちは活動できないんですけどね(笑)


映画の中では、
人間にも、妖怪にもそれぞれ違う形でピンチが訪れます
不条理な現実の中で、揺れ動く心情は同じでも
その表現はまったく違っています

人間は自分たちは「無力」と感じているのですね
なので、現実の厳しさとその成り行きに任せなければ
生きていけないと感じています

実際、困難に会うのは、普通の一般家庭
リストラされてお金がなくなり、無色の父親
母親は亡くなっており、中学生の姉と小学生の弟
そこへ、土地の地上げ屋がやってくるのです
地上げに抵抗するものの、為すすべがなく対比していく人間たちと
力をもつ悪い人間

暗くなるばかりの状況です


その中でも生きていかなければ ならない という人間たち


妖怪たちの困難は、絶体絶命(妖怪に絶命はないのですが…)の大ピンチ!!
そんなときでも 起死回生、状況の変化を見逃さず、
常にチャンスを狙う

鬼太郎たち、妖怪たちは秩序を保ちながらも
かなり率直
思ったことや不満も出しちゃいます
それで他人、他妖怪を罠にはめたりもするんですけど

人間と同じで罪悪感も感じるみたいです





そして、鬼太郎は最後に、ネズミ男を許してしまいます
鬼太郎を陥れ、ピンチに追いやった彼を
最後には許してしまう・・・

いつも、そこに違和感と不思議さを感じていました

「ありえない・・・」

今回も感じました

それが、この映画で分かりました
鬼太郎が、慈愛が深いから許しているのではない、ということが

鬼太郎は力がある、そしてその自分に自信があるために
許しているのです

その経緯ですが、
ねずみのせいで、鬼太郎は裁判にかけられ、
熱湯地獄八百年の刑に処せられるところだったのです
それは、妖怪界の中では重い罪(?)だったようです

その張本人のねずみ男を最後には許してしまう
砂かけや子泣き 猫娘がネズミを責めて、
なぜ許すのか?
と問うても鬼太郎は許してしまうのです

鬼太郎が、殊のほか慈愛が深いから、ということではないのです

鬼太郎はやさしいと思います
しかし、自分の気持にも素直だし、
いやなことはしたくないし、ずるい面もある

なぜ、許してしまうのか?

それは、鬼太郎が問題を解決する力があるから、と考えられます

熱湯地獄八百年の刑が言い渡され、それを回避する力

鬼太郎以外には無理であったと思います
同じ妖怪の砂かけや子泣き、猫娘では
熱湯地獄八百年です

仲間の協力があってもたぶん無理
それを回避できる鬼太郎

鬼太郎は、
「ネズミの起こす問題も、大きな問題ではない」
とおもっているからこそ、
彼だけがねずみを許すことができるのだと思います







妖怪たちには、命の起源というのは概念としてないんです
なので、「有限ある命だから」 という考えもない

好きなことをするだけ

それだけで足りる毎日を送っています

日々の退屈に倦み疲れることもない
その心持は一体どんなものなのでしょうか?

人魚の肉を食べて八百比丘尼は、
何をしても死ぬことができず、苦しんだといわれますが、
妖怪たちは、なぜ苦しまないのか?


・・・この辺を考えると、自分の日々生活するときの
考え方も変わりそうだな、とおもった
げげげでした

水木先生はますます奥深いです