あついわ | 喫茶 tamu o

あついわ

もう、暑いよー!

でもさ、着物が着たくなるんだよね~

今の時期は、紗や絽という透ける着物です。
下には長襦袢…もちろん夏用。
着物の模様と長襦袢の模様が重なったりして
みためには美しい。

帯は腰にはいいみたい(笑)
でも、腰ひもは結ぶ位置によっては、
腰痛の原因になるらしい。

浴衣は来年は、綿紅梅か絹紅梅(反物の織り方)が
ほしいなぁとか。
夏用の帯とか、とかとかさ~

着物仲間とお話していたのは
きりがない!!

だから楽しいんだねぇ、と(笑)

色や模様、その合わせ方で
どれだけのイメージが喚起できるか?
観る人も観られる人も試されるような。

たとえば、紺地の着物にカエル柄の帯…とか。
小物は水色でも渋い赤色でも。
こういうのは、わかりやすい。
もっと、模様や織り方、産地、色を
勉強しないとな~と思う今日この頃。
新潟の地震で被害のあったところに
十日町というところがあって、
そこでは十日町紬が生産されてます。
こないだの台風でも被害が出てたみたいですが。

快適きもの生活(仮)
http://studio-elephant.com/usr/chiba/item15.html

着物を着るようになってから、
いろいろ見聞きすることがあり、
なんだか今できることって何だろう?と
考えたりすることがあります。
伝統産業の疲弊というのは、地方ではかなりのもののようで、
失われかけているところもあり、希少価値の高騰と
需要の減少に苦しんでいるようです。
一部の小売店の無茶(もう倒産したところもありますが)で、
イメージの悪さものこっていたりで、苦労は多そうです。
実際に手を動かして製造している人たちを見ていると、
でっかくてしっかりした手で、糸を繰り、織る作業で
気が遠くなりそうです。
何千本もの糸を手作業で図案どおりにセッティング…
PCができたから、オートになって楽になった
部分もあるけど、それでも人の手、眼が一番のようですね。

職人の手作業でできてるものは本当に美しいです。

そうそう、仕立てで、ミシン縫いと手縫いで価格が違います。
それで、
「どう違うんだろうか?ていねいさ?」
とか、思っていたら、全然違うみたい!!
ミシン縫いだと仕立て直しができないらしい!!!
これは重要!
なぜなら、着物は自分が持っているなら、
(おそらく自動的に)娘などの誰かの手に渡ります。
そして、色無地以上の格のある着物は、
十中八九仕立て直されます。(もし着るなら)
着物は、その人の身体的特徴に合わせて
造られているかので、着物が長いならともかく
短いのは、ハレの日に着ていくには…びみょ~です。

着物を着ているとただでさえ、みられてしまうので、
おそらくチェックが厳しい!
まぁ、「そんなもんや」と
開き直る場面も大いにありですがね^^

でも、どうせ着るなら、粋 洒落 雅 
そんな路線で参りたいものです^^

もしかしたら、洗い張り(糸をほどいて反物を洗ったあと
また仕立てる)もできないのかもしれない。
もし仕立てられるなら手縫いで!